2014年10月20日 12:06 | 個別ページ | コメント(0)
熊本県認知症疾患医療センター第34回事例検討会を、宇土市のくまもと心療病院にて開催いたしました。
今回も事例検討会前に、くまもと心療病院の病棟やデイケア、グループホームなどの施設見学会が行われ、地域に開かれた取り組みを勉強する機会となりました。
熊本県認知症疾患医療センター第34回事例検討会
日時:平成26年10月18日(土) 開会:15:00~
場所:くまもと心療病院
(次第)
1.開会
2.事例検討会
「認知症疾患医療センターにおけるトリアージの構築」
担当:吉田病院 看護師 松田 康子
「ゴミ屋敷で生活している2事例を通しての考察」
担当:天草病院 精神保健福祉士 宮﨑 昭仁
「家族の対応に難渋しているケース」
担当:荒尾こころの郷病院 医師 王丸 道夫
3.認知症研修
「認知症とアルコール」 担当:熊本県精神保健福祉センター 医師 矢田部 裕介
4.閉会
★広い体育館にて行われました。
100名ほどのご参加です。
★「ゴミ屋敷」の事例では、本人の了承や財産権、撤去
費用など様々な課題があり、行政の方にも意見を求
められる場面がありました。
★当事者の同居者とkey personが異なる場合の治療
の方向性や家族介入の方法について、活発な意見
交換が行われました。
★「認知症とアルコール」では、原発性アルコール性認知症とアルコール大量摂取と関連した併発症による認知症ついて、いくつかの事例を踏まえてご講義いただきました。
次回、第35回事例検討会は
平成26年12月13日(土) 熊本大学病院にて実施します。
事例検討会後は、懇親会を予定しています。