2015年2月16日 10:46 | 個別ページ | コメント(0)
今年度、最後の事例検討会を2/14(土)に実施いたしました。
熊本県認知症疾患医療センター 第36回事例検討会
時:平成27年2月14日(土)、15:00~
場所:熊本大学医学部附属病院 山崎記念館 1階研修ホール
(次第)
1.開会
2.事例検討
「受診拒否患者の往診事例」 担当: くまもと心療病院 精神保健福祉士 森上 将章
「認知症患者の自転車運転 PART2」 担当: くまもと青明病院 精神保健福祉士 中山 慎二
「精神病圏と診断された若年性アルツハイマー病の一例」
担当: 平成病院 医師 松隈 憲吾
3.認知症研修
「新オレンジプランについて」 担当: 熊本県長寿社会局認知症対策地域ケア推進課 藤由 誠
4.報告
「熊本市地域拠点型認知症疾患医療センター現状報告」
担当: くまもと青明病院 精神保健福祉士 中山 慎二
5.閉会
★往診事例では、質疑応答の中で、独居患者に介入する難しさや、医者が行くことに重要性があることなど、活発に意見が出ていました。
★山間部と熊本市を比較した報告でしたが、自動車運転を中止して自転車に乗り換えるケースは多くあり、交通手段の代替は難しい課題でもあります。
★統合失調症の精神症状と若年性ADの初発症状の類似性について、症例を通して発表していただきました。
★1月末に国家戦略として掲げられた、新オレンジプランについて説明をいただきました。
また、高齢者の運転に関する認知症等早期対応推進事業について、熊本県の取り組みを話していただきました。運転適性に関する相談は前年度の半年間で、600件あったとのことです。
★平成26年度から熊本市認知症疾患医療センターとして業務に取り組んでいる、くまもと青明病院の現状について報告がありました。
相談窓口の一本化や予約システムの管理など、より多くの新患を受けることができるよう、日々工夫をされています。
世間はバレンタインでしたが、ご参加の皆様、お疲れ様でした。
次回、第37回事例検討会は、
平成27年4月4日(土) 熊本大学病院にて行う予定です。