2011年2月18日 19:55 | 個別ページ | コメント(0) | トラックバック(0)
当認知症疾患医療センターの仕事の一つとして他県からの視察の受け入れがございます。私たちも先進地の取り組みについては常にアンテナを張り情報収集に努めていますので,出会いの場は大変刺激的です。
さて,今日もとある県より視察にやってこられある質問をいただきました。それは・・・当センターの橋本先生より「熊本は,拠点型と基幹型と8つだけど個々ではなく"1つ"なんです。それぞれの認知症医療の水準をできる限り一定に保つ努力をしています。」と話しがありましたが,「熊本が一つにまとまるコツは?」と質問をお受けしました。いくつかの要因はありますが,ずばり『県』職員の熱い想いは大きいです。江口局長はじめ事例検討会には必ず県職員の方々が出席され,神西さんのカバンの中には池田教授の著書『認知症』が大事に読み込まれています。県ともつながるセンター、それが熊本モデルが実質的に機能する力かもしれません。
ちなみによくお受けする質問として,当認知症専門外来を受診する患者さんに関してですが,2/3くらいの方がかかりつけ医からの紹介です。[受診の際には紹介状(かかりつけ医にかかっている方)とお薬の情報(現在,内服中の方)をお持ちになって気をつけてお越しください。] ご参考までに。